-
建築に影響、トイレ・食洗器の新規受注中止に 渋澤 百不動産購入日々あれこれ建売住宅注文住宅2020年03月17日坂戸市・鶴ヶ島市・川越市・日高市の不動産売買はお任せ!モモホームブログです。
先日の記事でも、新型コロナウィルスの影響で、部品の生産の多くを中国に依存している住宅設備の納期遅れの話題に触れましたが、とうとう新規受注をストップする企業が出始めました。
トイレ・食洗器の新規受注中止
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が世界規模で広がっており、経済活動にも多大な影響を及ぼしつつありますが、Twitter上で、不動産管理業者やリフォーム関連業者と見られる人は、いま使っているトイレを壊さないようにと呼びかけています。
以前より納期が大幅に遅れ始めていましたが、とうとうメーカーにより、新規でトイレ本体の交換や修理が不可能となってしまったからです。
新規受注ストップと大幅な納期遅れの影響は様々な製品に及び、交換や修理だけでなく、新築住宅やリフォーム用に需要が高いエコキュートも全国的に品薄となっています。国土交通省は、こうした事態を受け、本来は今年3月末日までだった「次世代住宅ポイント」のポイント発行申請期限の3カ月延長を発表しましたが、積極的に情報公開しているメーカーは少なく、販売店や工事関連業者のほうが消費者への注意喚起などの対応をしている状況です。
始まりはTOTOが他社に先駆け、2月18日に「納期に関するお知らせ」を掲載したことで、住宅設備の納期遅延問題が知られるきっかけとなりました。
「ネオレスト」をはじめ、最初からほぼ全てのトイレが対象となっており、ウォシュレット シートタイプ、暖房便座・普通便座は全機種が対象で、さらに、更新のたびに対象商品が追加されている状況です。
パナソニックは2月25日に「商品供給に関する案内」を掲載し、最新の3月5日更新分によると、トイレは2月19日から、エコキュートは3月4日から新規受注を停止する状況となっています。
リフォームでは圧倒的なシェアをもつビルトイン食洗機も2月20日から新規受注が停止となり、家事の自動化・省力化のトレンドに水を差しかねない状況です。
LIXILではショールームの営業は時間を短縮しながらも継続しており、リフォームの相談や発注は可能ですが、ウェブサイトで、協力会社からの部品供給に遅延が生じているため、トイレをはじめ、対象カテゴリーで、通常より納品まで時間がかかると案内しています。
住宅業界で言えば、建材なども国産以外の海外に依存しているメーカーも多くあります。
中国以外の生産国に影響が及ぶようであれば、住宅建築に東日本の震災を超える影響が出てくるかもしれません。
東武東上線・東武越生線・JR川越線、坂戸市・鶴ヶ島市・川越市・日高市のお住まい探しや資金プラン、不動産売却・買取のご相談はモモホームにお任せください。お電話かメールでお気軽にご相談ください。