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今年も登場、大温度計(熊谷市)

渋澤　百

日々あれこれ2020年06月17日

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関東も梅雨入りしましたが、昨日、今日と真夏を思わせる暑さ。。。

今年も熱波や集中豪雨など亜熱帯のような天候となるのでしょうか…。

埼玉県の夏と言えば、2018（平成30）年7月に国内最高気温41.1度を記録した全国一の暑さを誇る熊谷市が有名で、掲載エリア周辺では鳩山町も負けず劣らずの暑さで、トップの座をうかがっています。

八木橋デパートの大温度計登場

暑いと言えば熊谷、熊谷と言えば八木橋デパート、ということで、今年も登場しました、熊谷の大温度計。

すっかり熊谷の夏の風物詩となった八木橋百貨店の45度まで刻まれた大温度計、『熊谷夏の陣』と気合十分です。

八木橋百貨店は今年、新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の「緊急事態宣言」を受け4月8日から臨時休業しており、地階食品フロアおよび1階北口特設会場のみ営業だったため人の集まりを防ぐため大温度計の設置も見合わせていましたが、この度の埼玉県の休業要請緩和で5月23日から営業範囲を拡大、この日大温度計の発表となりました。
この高さ4メートルの大温度計は、2007（平成19）年から毎年5月中旬から8月末頃まで八木橋百貨店東側入り口に設置され、熊谷地方気象台発表のタイミングに合わせて11時と14時にスタッフが手作業で反映させる手動式です。

2017（平成29）年で設置10年の区切りを最後に廃止される予定だったそうですが、市民からの惜しむ声を受けて一転存続となりました。

「熊谷夏の陣」をキャッチフレーズに再スタートし、昨年はラグビーワールドカップ（W杯）の試合会場の一つになったことからキャッチフレーズを「猛暑にタックル」としてラグビーボールが温度を示す限定デザインで行き交う人の注目を集め、W杯開催期間に合わせ10月まで設置されました。

今年はSNSを中心に活動する「ぽぽっと。秘密基地」の粘土作家「ぽぽっと。」さんによる新作オリジナルデザイン。

「ふわふわほくほく」したキャラクターのイラストとメッセージで、くっつかない＝「くま三色団子」、手を洗う＝「いそべくまもち」、マスクで買い物＝「柴どら焼き」と、今年は新型コロナウイルス感染防止を促し、「マスクによる熱中症に気を付けよう」との記載もあります。

ちなみに埼玉県で気温を観測するアメダスが設置されているのは埼玉県内で気温を観測するアメダスが設置されているのは、熊谷、久喜、秩父、所沢、寄居、越谷、さいたま、鳩山の8箇所です。

今年の埼玉のトップ、日本一を取るのはどの地域になるでしょうか…。

いよいよ、新型コロナに加え、熱中症や豪雨にも気を付けなければいけないシーズンに突入です。

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