新型コロナウイルスの感染拡大の影響で臨時休園が続いていた埼玉県こども動物自然公園（東松山市）は６月２２日より平日限定で再開園されることになりました。




 国内唯一『世界一幸せな動物』公開！ 

そして、オーストラリアに生息し、一時は絶滅の危機に瀕した希少動物でもあり、その表情からか、「世界一幸せな動物」と呼ばれる小型のカンガルー・クオッカ４頭が７月１日より公開されます。クオッカは現在、生息地のオーストラリア以外では飼育・展示されておらず、国内で唯一の公開となります。



クオッカはオーストラリア西部に生息する母親の袋の中で赤ちゃんを育てるカンガルーの仲間で、体長は約４０～５５センチ。

下から見上げると、笑っているような表情に見えることから「世界一幸せな動物」としてＳＮＳなどで話題になりました。

埼玉県こども動物自然公園では、県が１９８４年にオーストラリアのクイーンズランド州と姉妹提携を結んだことをきっかけに１９８６年、コアラの飼育を開始し、今年、開園４０周年を迎えたことで、コアラの飼育・繁殖で実績がある点などからオーストラリアのフェザーデール野生生物園から３月、雄と雌が２頭ずつ贈られました。

もっと早く公開される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で３月から臨時休園となってしまい、職員の間に落胆も広がりましたが、少しでも動物たちの様子を伝えようと、ツイッターなどでクオッカなどの姿を連日発信したところ、フォロワーは休園前から約１万人増え、クオッカの画像や動画の投稿には,
公開を待ちわびる声が多数寄せられることとなりました。

当面は初公開の為、クオッカへの負担や密集を避けるため、整理券を配布して観覧人数を１日１２０人に制限、観覧時間は午前１０時半～午後０時半までとなります。

名前はまだ決まっていない為、７月１８～２６日、動物園側が用意した候補の中から名前を選ぶ投票を園内で行う予定となっています。


 

クオッカの公開について（埼玉県こども動物自然公園HPより）

開園40周年を記念してオーストラリアから仲間入りした「クオッカ」の公開が決まりました。密接・密集を避けるため、しばらくの間、観覧者数を制限させていただきます。観覧にはチケットが必要となります。以下をご覧ください。
 

　公開日　　７月１日（水）から開始

　荒天時中止　小雨の場合は行いますが、見づらい場合がございます。

 観覧チケット（整理券）が必要です


　クオッカアイランド（カンガルーコーナー内）入口でスタッフに観覧チケットを渡してご入場ください。

　滞在時間　10分間（1日12回、1回につき10名様まで）
 

　

　チケット配布時間

　開園から10時30分まで（開園時間は当日の混雑状況次第で早まることもあります）

　配布枚数　120枚（乳児の方はチケットなしで観覧できます）

　整理券希望者への公平性を保つため、年間パスポートをお持ちの方を含め、すべての方に入園前に同じ待機列に並んでいただきますのでご了承ください。
しばらくの間、ご理解ご協力をお願いいたします。

　期　　間　7月18日（土）～7月26日（日）

　場　　所　クオッカアイランド・カンガルーコーナー内


　決定方法

動物園で用意した名前の候補から投票していただき、一番多くの票 を集めた名前に決定します。(密集を避けるため、ＱＲコードによるＷｅｂ上での投票を予定)

　そ の 他

決定した名前を投票された方の中から抽選で５名様を名付け親と認定し、 認定証と入園無料券、プレゼントを贈呈します（郵送）

＊今後の観覧方法は情勢や動物の様子をみて変更予定です。

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