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東日本大震災から10年 日々あれこれ災害・防災と不動産2021年03月10日川越市・日高市・鶴ヶ島市・坂戸市の不動産・事業用物件の売買はお任せ!モモ・ホームブログです。
明日、3月11日は列島全土が揺れを感じた程の巨大地震、東日本大震災から10年を迎えます。
復興は進んでいる部分と、全く進んでいない地域などが極端な隔たりがあり、10年経過した地域の感じ方にも違いが出てきているようです。
特に、津波により甚大な被害と犠牲者が出た地域においては、浸水エリアの嵩上げ工事や、交通、インフラの整備など、目に見える復興の状況であるのに対し、原発事故が起きた福島県などは、気の遠くなるような廃炉作業、まだ2万人が帰れない状況など、問題が山積したままです。
東日本大震災から10年
この巨大地震では、関東地方でも大きな被害が出た事は忘れてはいけません。
東京お台場などではビル火災、千葉県のコンビナートの火災、千葉県、茨城県にも津波は押し寄せました。
震災後の計画停電や、ガソリンが不足した影響で、ガソリンスタンドは連日、車の行列が出来ました。
昨今の新型コロナウィルスの感染拡大や、頻発する台風や豪雨、大雪などの自然災害を考えると、巨大地震との複合災害がいつ起きてもおかしくない状況と言えます。
あの震災の時、埼玉県はどの程度揺れたのでしょうか?
(気象庁HPより)
各地の震度は以下の通りです。
震度6弱
宮代町
震度5強
熊谷市 行田市 加須市 東松山市 羽生市 鴻巣市 深谷市 久喜市 吉見町 川口市 春日部市 草加市 戸田市 三郷市 幸手市 吉川市 川島町 白岡町 杉戸町 さいたま大宮区 さいたま中央区
震度5弱
本庄市 嵐山町 埼玉美里町 上里町 川越市 狭山市 上尾市 越谷市 蕨市 鳩ヶ谷市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 桶川市 北本市 八潮市 富士見市 蓮田市 坂戸市 鶴ヶ島市 伊奈町 埼玉三芳町 毛呂山町 松伏町 さいたま浦和区 さいたま岩槻区 秩父市 横瀬町
震度4
滑川町 鳩山町 東秩父村 埼玉神川町 寄居町 ときがわ町 所沢市 飯能市 入間市 日高市 越生町 ふじみ野市 皆野町 長瀞町 小鹿野町
震度3
小川町
などとなっています。
(埼玉県HPより)
震源に近い埼玉県北部では、震度5強や6,全体的に地盤が強くないエリアに関しては、東京寄りのエリアでも震度5強や5弱を記録しています。
埼玉県内では、利根川流域や荒川流域エリアの近くでは液状化も発生しています。
(埼玉県HPより)
東武東上線、川越線近辺のエリアでは荒川や入間川などが近いエリアは川に沿って強い揺れを記録しており、川越線や八高線、越生線、西武線近辺の山に近いエリアは揺れが比較的弱くなっています。
浸水ハザードマップや、揺れやすさマップ、液状化危険度マップなど、東日本の震災や豪雨災害などを経て、各自治体のハザードマップはより詳細になってきています。
南海トラフ・東京直下の巨大地震は、この先30年間で起きる可能性は70~80%と言われています。
数年前の北海道で起きた、ブラックアウトなど、東京直下で今、地震に見舞われブラックアウトすれば、東京の電力復旧には2週間かかるとも言われます。
豪雨と巨大地震の複合災害となれば、河川の水門は津波に備え閉じるのか、洪水に備え開けるのか、などその時を迎えなければ分からない問題も多くあります。
起きるかどうかも分からない巨大地震ですが、いつ起きてもおかしくないとも言えます。
阪神淡路大震災、新潟中越の大地震、東日本大震災、熊本の震度7に2度襲われた大地震など、繰り返す天災に備えようと思いだすためにも、日本の問題として、震災の記憶や復興を考えなければいけないと思いますし、リスクの高いエリアで居住する方々には、意識を高く持つきっかけの日となれば、と思います。。。
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