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  • 台風19号被害まとめ
    坂戸市・鶴ヶ島市・川越市周辺
    渋澤 百
    地域の情報:坂戸・鶴ヶ島地域の情報:川越・東上線災害・防災と不動産2019年10月22日
    坂戸市・鶴ヶ島市・川越市の不動産売買はお任せ!モモホームブログ 渋澤です。

    台風19号は東海地方・関東地方・東北地方に渡り甚大な被害をもたらしました。

    モモホームブログでは、上陸前より荒川流域、支流においての要警戒エリアなどをお伝えしていましたが、ルートが予報より埼玉県西側に逸れ、山間部への雨量が記録破りな、まさに『想定以上』となった為、予想したエリアよりも上流部でも河川の氾濫や堤防の決壊、越水なども起こる事態となりました。

    溢れ出た河川においては、今回の雨量に至らない場合(ゲリラ豪雨などの短時間集中豪雨)でも、少し不安を感じる水路などの支流も含まれ、決壊した
    川越市の越辺川では入間川との合流地点付近と、過去にも浸水被害があった場所でした。

    被災した老人福祉施設は、過去の経験から非難も考えた3階建ての建物を建てていた為、全員無事救出され、この施設がその経験を『もうこんなことはないだろう』と考えていたなら、全員助からなかったかもしれない、犠牲を見事に回避したのでした。

    浸水被害で大きかったのが、
    東松山市の広範囲にわたる被害でした。商業施設のピオニウォークとその周辺の広範囲が床上浸水し、まるで湖のように浸水しました。国道407号もこのエリアでの通行止めとなり、周辺、東町エリアは、積水ハウスの分譲地など、閑静な高級住宅地であったのですが、浸水被害となったのです。

    不動産関係者であれば、積極的にお勧めする地形ではない、『皿の底』のような地形で、駅からの道も、北上する国道もこの地点に下ってくる地形の為、東松山、高坂付近で『浸水するとすればこの場所』と一目瞭然のエリアであったのです。

    実はこのエリアは、地盤にも不安があり、東日本の大震災時では、東武東上線沿線エリアの中では、揺れによる被害が大きく、例えば、同じ407号沿いにある、大型家電店の坂戸の店舗では建物の被害が出なかったのですが、高坂の店舗では、ほとんどのガラスが割れ、被害も大きく出ました。

    当時、液状化などの現象は聞いていませんでしたが、こうした、水が溜まりやすく、緩い地盤のエリアは、長時間の揺れなどで液状化の危険も伴います。

    モモホームでは、こういった理由もあり、掲載エリアを北坂戸までとしています。
    ピオニウォークまでのエリアは人気はありますが、積極的に掲載してお勧め出来るエリアと考えていません。


    通勤、通学、ご家族の事情でお住まいをそのエリアに希望される方や、ご実家の関係で、そのエリアに限定して住まわれる方などに、そこはやめろ、とか、引っ越しなさいとは言えません。ご紹介はさせて頂いていますが、十分にリスクを理解し、納得して、住まわれるよう、お話させていただいております。

    さて、浸水被害は、その隣の坂戸市でも起きました。

    川越市との境にある、東坂戸住宅内を横切る越辺川支流の小畔川の氾濫により、団地の1階部分50戸が床上浸水し、更に断水の被害となりました。

    10/15時点で断水は復旧、10/23より上層階への移住を開始するなど、徐々に平常へ向かいつつあります。

    また、2017年の台風でも浸水被害のあった、
    川越市の寺尾周辺とふじみ野市では、今回も同様のエリアで、低い土地では約1.6mの高さまでの床上浸水となりました。

    2年前の被害から、住民の方々は早めの避難活動で、人的被害は逃れましたが、浸水被害が出ると、災害廃棄物などの処理などを含め、完全復旧におよそ2年程度掛かると言われますので、このエリアの方々にとっては、やっと元の生活に戻った矢先…、という不運なタイミングです。


    以下、
    周辺の河川の被害

    川越市 荒川水系新河岸川 大仙波  溢水
    所沢市 荒川水系柳瀬川  よもぎ橋 溢水
                 勢揃橋  溢水
    狭山市 荒川水系不老川  南入曽  溢水
    小川町 荒川水系市野川  中爪   溢水
            槻川   下古寺  溢水
    東松山市   荒川水系都幾川  神戸    決壊
             新江川  古凍    決壊
            九十九川    正代    溢水
    坂戸市 荒川水系飯盛川   片柳    越水
                  小沼    越水
        (川越)小畔川   東坂戸 氾濫
                            葛川   東和田  越水
    他、近隣の荒川水系では、
    入間川(入間市、飯能市・溢水)
    高麗川(日高市・溢水)
    越辺川(毛呂山町、越生町・溢水、越水)
    不老川(入間市、狭山市、所沢市・溢水)
    大谷木川(毛呂山町・溢水)
    などの被害となっています。

    実際に河川の水が流れ出ての被害ではなくても、護岸の損壊や崩落などの被害は、上記河川以外でも出ており、荒川水系の支流でも、無傷でやり過ごした河川はほとんど無かったと言ってもいいのではないでしょうか…。

    ただ、今回の越水や氾濫など、生活を脅かす被害は、
    決して誰もが予想できなかったわけではありません。

    モモホームブログでも取り上げていますが、この数日テレビなどでも盛んに取り上げている『ハザードマップ』では、氾濫、越水の危険エリアがしっかり載っています。

    今回の被害も、同時多発した事を除けば、浸水被害などに限って言えば、
    『想定外ではない』のです。

    今回の被害を受けて、治水の状態が更新され、更に浸水被害の情報も更新されますので、数年したら新たなハザードマップとなるかもしれませんが、現在のハザードマップと今回の被害を照らし合わせ、お住まいのエリアの安全性について、しっかり把握し、対策することが大事です。

    ハザードマップは浸水被害の想定だけではありません。

    地震の被害や揺れやすさ、液状化危険度などのマップもあります。

    今回の台風上陸時も、被害を出していませんが、千葉で震度4の地震がありました。

    台風が来てる間は地震は来ない、地震が来れば台風は来ない、なんて保証は何もありません。同時に複数の災害に見舞われる事は別に珍しくありません。

    全てから逃れる場所で住まいを…というのは、不可能ではありませんが、現在の生活や利便性などを考えると、それも現実的では無いかもしれません。
    先のタワーマンションの被害などの例にもありますが、利便性最優先のお住まい探しから、災害対策の視点を加える事は今後避けてはならない時代となってきたのではないでしょうか?


    モモホームでは、当ブログでも防災情報は随時更新していきたいと思っています。

    マップだけでは分からない情報や、ピンポイントの情報、実際の被災当時と現在の変化、地歴、などにご不安であれば、お住まい探しの不安点を確りお調べして、メリットもデメリットも隠さず開示します。

    裏付けのない『大丈夫』に騙されたくないとお思いの方は是非、お気軽にご相談くださいませ。


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