坂戸市・鶴ヶ島市・川越市の不動産売買はお任せ!モモホームブログ 渋澤です。
マイホーム購入の準備段階でとても大事な基本条件のチェックと優先順位の確認まで進みました。
住宅購入のチェックポイントと優先順位③
ご希望のお住まいがすんなり見つかってくれれば、非常にラッキーですが、そうもいかない事も少なくありません。
『夢・希望』と『現実』のギャップに悩まされる方が少なくない、のです。
ただ、このチェックポイントや優先順位の確認は、悩む為に準備するのではなく、より楽しく、納得のいくマイホーム購入に向けての準備です。
特に、優先順位というのは、1日目と2日目、1週間後、物件を実際に見た後、また不動産屋の話を聞いた後、など、見方や考え方が変われば、
順位変動
削除や追加
をして更新していくものです。
『百聞は一見に如かず』で実際に物件を見たり、第三者の意見を参考にしたりすれば、考え方そのものに変化が生じますから、都度、更新します。
1日の内に更新して、固まっていく方もいれば、数日かかる方もいます。
準備がしっかりしていれば、ご家族やご夫婦にとって『良い物件』を逃してしまう機会損失を防げますし、『良い物件』をより確信する事も出来ます。
さぁ、ではこの優先順位、どれだけクリアできるでしょう?
もし、「渋谷のスクランブル交差点の真ん中にマイホームを」が希望であれば、何億円の資金があっても叶える確率はゼロに近くなりますね…。
そんな馬鹿な…、と思うかもしれませんが、不動産屋の私が住宅を購入する時ですらそうでしたが、希望条件の中に「渋谷スクランブル交差点の真ん中」みたいな条件が混ざっている方は多いのです。
ありそうな条件では、
★「駅から5分位で60坪の土地」
★「南道路の角地で道は広すぎずで狭いのもダメ、車があまり通らないけど、駅やスーパーも近く、ちょっと広い公園があって、小学校も近い方がいい」
とか…。
こういう場所ってあると思いますか?
そう、あるんです!探せばいくらでもあります。
ただ、共通して言えるのは、「渋谷スクランブル交差点の真ん中」もあるんです…。
渋谷を諦めれば「スクランブル交差点の真ん中」なんていくらでもあるんです。
なぜ、あるのに手に入らないかの理由は交差点の真ん中とは少し違うと思いますが、まさに「ありそうで」、「あるけど」、なかなか手に入らない条件なのです。
交差点のように公共性のある場所では無く、個人や企業が所有する、「不動産」であれば、手に入れる確率を上げる方法はあります。
「お金」
です。
上記★のような『誰もが欲しがるような』土地を持っている所有者の気持ちになると分かります。
きっと『売れば高く売れる』と思って所有しています。
もっと高く買ってくれる人がいるかもしれないと思う限り、安く市場に出回る事はありません。
それ以前に、そのような好立地に既に住んでいれば、それ相応の理由が無い限り、居なくなることも無いのです。
まず、『夢や希望』と『現実』のギャップは、こういった立地面で少なからずあると思います。
もし、希望に叶うような好立地が出た場合、別の現実が悩ませます。
『予算』とのギャップです。
先に言ったように、希望に叶うような立地は無いわけではありません。
絶対に出ない訳ではないのですが、一般的に希望する方が多いような立地であれば、『供給』が一つに対して『需要』が膨大になります。
そうなれば、周囲の市場価格がどうであれ、限定品が人気が出れば価格が上がるのと同様に、その場所の価格は隣近所の土地よりも高くなります。
周囲より高い価格でも、欲しがる人が沢山いれば、価格は上昇してしまいます。
このように、実際にお住まい探しを始めると、希望するような物件、100点満点の物件に巡り合うなど、奇跡と言える位の確立になるのが現実です。
考え方としてはこうです。
ご夫婦、ご家族で考える、お住まい購入に使える『予算』があります。
この『予算』自体を『紐(ヒモ)』置き換えてください。
右と左にそれぞれ『土地』と『建物』を置きます。
右の『土地』は右に行くほど好条件、左の『建物』は左に行くほど好条件となります。
それぞれ外に逃げる程に好条件になる両者を繋げるヒモが『予算』です。
ヒモを後から繋げる余裕がある場合、先に『土地』と『建物』の場所を決めて、ヒモで繋げれば良いだけです。これなら問題なしです。
実際、こんな人には会ったことはありません。金に糸目を付けない、という事ですから…。現実は10億円の予算を持ってマイホームを買う方でも、そのような方は、それでも12億円のものが欲しくなってしまうものです。
一般の方、大抵の方は、いや、ほとんどの方は、最初に『ヒモ』の長さが決まっています。
予算に縛りがあるという事です。
この場合、先に『土地』と『建物』を好みの条件で配置すれば、『ヒモ』の長さが足りなくなるかもしれません。
なので、『土地』と『建物』を最初に『ヒモ』に繋いでおく必要があります。
こうすれば、『土地』が左の好条件に引っ張れば、『建物』も左に引っ張られグレードが下がります。
前回までの『優先順位』の①②の仕分けはこのような時に役立ちます。
①の条件を満たす物件を見つけた時に、『ヒモ』が余るようであれば、②の『あったらいいな』と思う条件を付け足す余裕があると言うことです。
この
『土地(立地)』と『建物』はいつも綱引き(ヒモで繋がっている)
の状態を念頭に置けば、逆に現実のギャップなどと悩み苦しむ事などなく、納得して楽しく、お住まい探しを進めていけることと思います。
別の回で、この『ヒモ』、ご予算の考え方や住宅ローンについてもご説明していきますので、是非参考にしてください!
今回の考え方、基本の『き』ですが、決して難しくないですし、皆さん、日常のお買い物では苦も無くこなしている事をお住まいに置き換えているだけです。
無理のない予算で、バランスの良いお住まいを楽しく探して、納得して購入し、豊かで楽しく幸せな生活を送れるよう、モモホームは全力サポート致します。
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