坂戸市・鶴ヶ島市・川越市・日高市の不動産売買はお任せ!モモホームブログです。
お住まい探しにおいては、多くの方が、現在の生活に合わせた『利便性』に偏って重視しがちです。
賃貸派の方であれば、短期的視点で現在の生活に合わせて利便性を最も重視するのもうなずけますが、お住まいの購入の場合、そういった街の雰囲気のみで決めてしまうと後悔に繋がるケースもあります。
一日中、または長期間、その街を観察することが出来ませんから、今回はデータに基づく街の『治安』を見てみましょう。
東武東上線沿線で安全な住まいを探す
東武東上線沿線、今回は主に東入間警察署管内(ふじみ野市や富士見市など)、川越警察署管内(川越市)、西入間警察署管内(坂戸市や鶴ヶ島市など)を中心に警察発表のデータなどを元に見ていきます。
まず、各市の人口や面積の特徴は
川越市の人口は約35万人、世帯数は約16万世帯、面積は約109キロ㎡と今回の比較では、断トツの人口と広さの自治体です。
ふじみ野市の人口は約11万人、世帯数は約5万世帯、面積は約14.64キロ㎡と、川越市に比べ、人口と世帯数は約1/3弱、面積は約1/7.5となっています。
富士見市の人口は約11万人、世帯数は約5.2万世帯、面積は約20キロ㎡で、川越市と比べ、人口、世帯数は約1/3弱、面積は約1/5.4となります。
坂戸市の人口は約10万人、世帯数は約4.5万世帯、面積は約41キロ㎡で、川越市と比べ、人口、世帯数は約1/3.5、面積は約1/2.6となっています。
鶴ヶ島市の人口は約7万人、世帯数約3.1万世帯、面積が約17.65キロ㎡で、川越市と比べ、人口、世帯数が約1/5、面積は約1/6です。
面積に対する人口の密度が一番高いのは『ふじみ野市』、低いのが『川越市』となります。
まず単純に刑法犯罪の認知件数の比較(平成30年データ)から、
川越市 2,779件
ふじみ野市 935件
富士見市 851件
坂戸市 911件
鶴ヶ島市 530件
これを人口から見た発生率とすると
川越市 0.8%
ふじみ野市 0.85%
富士見市 0.77%
坂戸市 0.91%
鶴ヶ島市 0.75%
となります。
また、面積あたりの発生件数は
川越市 1件/39.2㎡
ふじみ野市 1件/17.5㎡
富士見市 1件/23.5㎡
坂戸市 1件/45㎡
鶴ヶ島市 1件/33.3㎡
となります。
単純に刑法犯罪認知件数がトップの川越市ですが、人口や面積に対しての比率にすると、沿線の中でも治安は意外と優秀であることが分かります。
坂戸市は人口に対しての犯罪認知率はトップとなっていますが、面積が広いため、犯罪の密度は一番低い結果となっています。
綺麗な街並みで人気のふじみ野駅近隣のふじみ野市は犯罪認知率は全体の2位、面積あたりの犯罪認知密度は1位と、イメージと違うと感じる方も多いのでは、という結果です。
過去に現役の警察の方が、3年ごとに県内で配属移動があるが、東入間警察署は配属されたくない警察署のトップ3に入る、と言われたことを思いだします。
刑法犯罪とは別に「重要犯罪」と区別される反社会的勢力による犯罪や、薬物犯罪、性犯罪などは、この管内の頭を悩ます部分であるようで、上福岡駅エリアは昔から住んでいる方は既に慣れているようですが、比較的新しいふじみ野駅エリアは、流入した若い世代も多く、昼間の綺麗な街並みからのギャップは大きいようです。
また、刑法犯罪の特徴として、若い世代が流入した影響もあり、お子様や女性を対象とした犯罪や侵入犯が他のエリアに比べ多い事も特徴です。
土地の価格が高騰する程、人気となったエリアですが、こういった情報などを踏まえ、ご家族が安全に暮らせるお住まいを探してみても良いのではないでしょうか?
ちなみに、そうは言っても新しい街、若い街は犯罪を犯す者からしても魅力的に見える点を分かっていれば、ヒヤヒヤ暮らすような街ではありませんので、あしからずご了承ください(県内トップは今、県内では人気№1クラスのエリアです)。
全て3位以下だった鶴ヶ島市は別記事で紹介した、災害に対する強さでも優秀な結果でした!「治安」や「防災」に関してかなり強みを発揮しています。
お住まいを検討される際、様々な優先順位があるかと思います。
相談していただければ、「はっと」気付くことがあるかもしれません。
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