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建売各社の特徴は?(2)
飯田グループ編渋澤 百不動産購入建売住宅2019年09月15日坂戸・鶴ヶ島市・川越市・日高市の新築戸建は新築戸建仲介手数料無料のモモ・ホームにお任せ!モモホームブログ
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建売住宅各社の特徴のご紹介です。
前回はパワービルダーシェアナンバー1の飯田グループホールディングスという会社についての解説でした。
今回は
建売各社の特徴は?(2)
①東栄住宅 ブルーミングガーデン
飯田グループの中では一番ハイグレード仕様の建物シリーズとなるブルーミングガーデンを展開しています。
前回お話した通り、会社設立当初は飯田グループ傘下ではなかった会社で、飯田グループにもM&Aによって仲間入りした経緯があります。
1968年設立で傘下に入ったのは1976年、建設業及び不動産売買・仲介部門として子会社化されました。
グループに入る前は、独自で土地の仕入れ~計画・設計~施工~自社販売~アフターサービスの一貫体制を持っていた面もあり、販売~アフターの声も聞きながら商品にフィードバックしてきた部分と、販売部門として飯田傘下に入った経緯から販売目線での商品づくりが得意です。
現在、飯田グループの商品でも「売りやすい」と仲介不動産屋に評されます。
資材や設備品(システムキッチンやトイレ・バスなど)は飯田グループの一括仕入れですから、以降②~⑥の会社とほとんど変わるところはありませんが、リビングや洗面室、玄関回りなど、独自に工夫出来る部分を、動線や使いやすさの「消費者目線」で折り上げ天井やアクセントクロスなどで「オシャレに」作りこんできた感じがします。
仕入れた土地により間取りや仕様はもちろん異なりますが、特に『収納率』の高さは売りの一つと言え、玄関土間収納やホール、リビング収納、パントリー、キッチンカウンター収納、リネン収納など、場合によっては、これらの収納を全て備える建物を出すケースもあります。
生活動線を考慮した上で1棟づつ間取りを丁寧に設計している部分は、設計前にきちんと現地を確認しているな、と感じます。
『グッドデザイン賞』受賞の経験もあり、原則、全棟『長期優良住宅』『住宅性能評価最高等級取得』など、見て分かりやすいセールスポイントも備え、その分、他の飯田グループの住宅よりも価格帯が一段上となります。
販売棟数は年間4500棟を超え、長期優良住宅取得率・取得数、住宅性能表示取得率・取得数などは注文住宅を含めた全ての新築住宅の中で、オール2位を獲得しています。(1位は全て住友林業、3位は全てミサワホーム)
もちろん、建売分譲住宅の中では群を抜いています。
購入理由に間取りなどの設計、住宅性能、デザインなどがあげられる点はコストパフォーマンスが高いと感じられているのでしょう。
自社販売の経験は、飯田グループに入ってから、現在、グループの販売力の柱的存在にもなっています。
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②タクトホーム グラファーレ
タクトホームも東栄住宅と同様、M&A組です。
1984年設立で翌年に子会社化されています。
グループ入り前から、東栄住宅と似ており、③~⑥の会社とは色合いの違う建売を販売する会社でした。
子会社化の際には、注文住宅部門として傘下入りした事から、こちらも現場ごとの個性を生かした設計を得意としており、現在もその特徴は生かされています。
現在のグラファーレもグループの一括仕入れの影響を受けた部分はあり、以前はパワーボード標準でしたが、現在は標準ではなくなりました。
ですが、以前から、東栄住宅とは違った、『シンプル』に使いやすい設計を心がけている印象があり、不利な地型でも躊躇なく2階リビングやフィックスの大型の採光窓を付けたりと随所に経験を生かした設計が目立ち、東栄住宅とは、一味違う設計力があります。
グラファーレも、仲介不動産屋から見て、設計段階で、現場を良く確認して考えて建てられていると思います。
販売開始後も不動産屋が現地の案内をすると、設計の方が現地に来て、お客様がどう反応するかを気にしていたり、業者にこんなところがセールスポイントなんです、と説明したりと、『現場主義』で現地を愛してる感じが私は好感を持っています。
やはり『住宅性能評価』で4から8項目で最高等級の住宅を提供しています。
販売棟数は年間5000棟弱となっています。
造りの丁寧さという点で評価は高く、飯田グループ内で東栄住宅に次ぐグレードと言っていいと思います。
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①東栄住宅と②タクトホームは③から⑥と決定的に違う特徴があります。
『設計力』です。
1現場、1棟それぞれ現地の状況に合わせて、設計している点です。
現地を見てその状況に合わせて1現場の1棟づつ設計する、というのは、実は建売住宅にとって、致命的な『時間』と『費用』がかかる作業なのです。
注文住宅でも『企画商品』というゼロから自由設計の商品に比べ、お求めやすい商品がありますが、種類が多くても、あらかじめ設計により構造や強度の計算がされている物は、費用と労力などコストダウンに大きく貢献します。
建売住宅は使命として、土地として仕入れたものは、一刻も早く商品化して、一秒でも早く、現金化したいのです。
そのように資金を素早く回収することで、大きな融資を受け、他社の買えないような土地を素早く仕入れ、また建てて素早く売って、返済して…、これを繰り返して、『立ち止まらない』事で、『圧倒的に安く』商品を提供出来るのです。
(現にグループ各社は売る以上に土地を買う事に貪欲です)
その中にあって、上記2社はあえて大事な『時間と費用』を掛けて、現場ごとの設計をしている点で、飯田グループの2トップと言える存在となっています。
現地を知るにはいくつか方法があります。
(1)法務局で謄本や公図、測量図面を取り寄せる。
一番簡易な方法で、土地の広さと形を知る事が出来ます。
もちろん現地に足を運び、境界の確認など測量図面との突合せを行い
ます。
(2)上記に合わせ、現地測量を行う。
上記境界確認と境界の測量に合わせ、道路や土地のブロック塀やフェ
ンスなど、現況の測量を行います。
注文住宅などはこのレベルを行います。
(3)更に、近隣建物がどこに建っているか、隣の建物の1階の窓の場所、
高さ、2階の建物の場所、高さ、それぞれの大きさ、屋根の形、高
さ、現地の境界と隣の建物の距離、なども測量を行い、図面をおこ
す。
特に設計面でのこだわりを持った建築事務所や注文住宅の一部が行い
ます。
飯田グループ内で(3)レベルでの設計をしているのは①と②となります。
これにより、近隣と自社建物の位置関係の調整や、高さの調整、窓の位置の調整、バルコニーが、隣接建物からの目線でどう見えるか、陽当りが不利でも、明るさを保つ工夫など、細かい気遣いのある設計に繋がっていきます。
『長期優良住宅』や『住宅性能評価』は分かりやすいポイントですが、極端に言えば、現在の建売住宅のスペックは、性能的にはクリアさせるのは全く難しい事はありません。それを取得するための仕様にするかどうか、です。
それよりも、現場をしっかり観察して、デメリットがデメリットのままにならないよう設計などで工夫したり、住んだ時の快適さを追求している部分が本当の良い部分だと、私は感じています。
③~⑥にあまり期待を持てなくなってしまったかもしれませんが、確り個性や特徴があります。
建売各社の特徴は?(3)➤➤にて更にご紹介していきます。
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お住まい探しは、ある程度早めと思いながら皆さん動き始めていると思いきや、様々な手続きの忙しさや、中古住宅や土地の購入では、イレギュラーな事態も起こりうるので、意外に時間が掛かる事で、慌てる方も少なくありません。
特に気に入った土地・建物で、意外なトラブルの種を発見したり、改善や解消に時間を要するケースも稀にあります。
思ってもいなかった時間や費用で、計画が狂ってしまうことなどが無いよう、是非、早めにご相談いただき、しっかり準備しながら、楽しいお住まい探しを始めてください。
≫モモ・ホームで家探し・土地探しご売却・買取のご相談は、そのままの状態でご相談いただき、不動産の個性と履歴を知る事から始めましょう。
昔の建物、相続したご実家や放置状態の空き家など、土地建物に潜んでいるかもしれないリスクを知る事で、売却時の想定外の負担を回避できるかもしれません。
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