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不動産の売却
売れやすいのはどんな家?③渋澤 百売却不動産・不動産管理土地不動産の売却中古住宅2019年12月17日坂戸市・鶴ヶ島市・川越市・日高市の不動産売買はお任せ!モモホームブログです。
売れやすいのはどんな家①では、購入希望者目線で、売却不動産はどのような所を見られているのかの確認内容の解説、売れやすいのはどんな家②では、建売住宅と注文住宅の中古住宅市場での価値についての解説をしてきました。
ご売却物件の性格を理解したら、購入希望者にとって不安を与えない準備をする必要もあります。
売れやすいのはどんな家?③
前回までで解説の通り、購入希望者の方が売却物件を見た時、『大切に使われていた』印象を持つ物件というのは、希望の満点では無くても好印象を残します。
また、売買においては当たり前となっている『価格交渉』においても、丁寧に使われた住宅と、そうでなかった住宅とでは、交渉の有利不利に影響が出ます。
『丁寧に』『大切に』使われていた家、という印象は、購入希望者に『安心感』を与えるのです。
書類が揃っていると安心
価格の設定や交渉、購入希望者への安心と言う面で、揃えてほしいのは『不動産取得時の書類』です。
◆購入時の不動産売買契約書
◆重要事項説明書
◆建物の設計図面など
◆設備品の取説、保証書
◆敷地の測量図面
◆境界確定書類
ほとんどが不動産購入時には揃っている書類ですので、見つかる時はまとまって見つかりますが、見つからないと一つも見つからない場合もあり、あると無いとでは、与える印象や安心感に差が出ます。
また、途中でリフォームや増改築などがあった場合には、変更後の仕様や間取りが分かるものは必須と言えます。
リフォーム内容(特に水回りや、屋根・外壁など)や時期によってはセールスポイントにもなり得ますので、大事に保管しておきましょう。
敷地に関しての資料は必須
そして、一番大事なのが、敷地の広さを証明する測量図面などです。
売却の該当地がどこからどこまでなのか、を確定、証明する裏付けは必ず必要と言っていいでしょう。
隣地との境界が確定したことを証明する資料として『境界確定図(確定測量図』等と言います。
この『境界確定図面』と法務局にて取得可能な『地積測量図』の突合せにより、敷地の境界や敷地面積を確定的に証明する資料となります。
道路など市や県との境界線がある場合には、官民境界が確定している事を証明する『官民境界査定図』も必要となります。
こうして、売却不動産の隣地について、全ての境界が『確定』している事が、必須とも言え、更に必要となるのが、その図面上に示された境界に実際に『境界杭』などで『明示』されている事です。
境界確定と明示は売主の責任
この境界の確定と明示は、一般の個人間の取引の場合には、必須であり、未確定であれば、『確定測量』を行い、非明示であれば、『復元』などの作業を売主の責任として行います。
売買契約が成立してから、お引き渡しまでに明示する、などの約束事も可能ですが、購入希望者が現れた時、既に明示されていれば、安心を得られます。
特に、『未確定』の場合には、確定させることで、登記されている敷地面積と差異が生じるリスクがあるので、未確定状態での売買は行えない、と考えていいでしょう。
境界確定には隣地との立ち合い、押印などが必要となり、ご自身の都合だけで作業は進みませんので、準備は早めに行う必要があります。
急いで売却したい方程、早く動く必要があります。ご自身の不動産の境界が『確定』しているのか、確認してみましょう。
その他、建物の建築確認関係の書類や、土地・建物の謄本、住宅性能評価を取得していれば関係書類、などなど、絶対必要な物から、あればセールスポイントとなり得るものまで、土地建物に関する書類は保管されていれば、全て提示できるよう、準備しましょう。
不動産の売却同様、購入する方も、一生に何度も売買するわけではありません。
中古住宅となれば、より慎重に、不安を持ちながら物件選びをしますので、少しでも安心してもらえるように準備する事が、早期売却や高値売却への基本スタンスだと思います。
≫不動産売却の注意点
実際に売りに出すか否かも関係なく、ご検討の段階から、ご相談は大歓迎です。近隣相場や取引情報から、簡易的な査定まで、お気軽にご相談ください。
大切な資産であるはずの不動産が空き家・空き地となった時、負動産となってしまわない為に、早めに対策を考え、準備を進めることで、受け継いだ方にとっても資産として、活用される事になります。
管理が大変な空き地や空き家を、モモ・ホームでは、すぐ売却するか否かに関わらず、0円~の管理サポートを行っています。
今すぐご売却したいご相談はもちろん、先々の売却や、売却を考えていない空き地・空き家の管理まで、お気軽にご相談くださいませ。
まずは、そのままの状態でご相談いただき、不動産の個性と履歴を知る事から始めましょう。
昔の建物、相続したご実家や放置状態の空き家など、土地建物に潜んでいるかもしれないリスクを知る事で、売却時の想定外の負担を回避できるかもしれません。
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